【保存版】髪の静電気を防ぐ方法|美容室で本当に聞かれる質問とおすすめ解決策

冬になると、髪が「バチッ」「パチパチ」と広がったり、まとわりついたり…。

実は、サロンでも毎年増えるお悩みのひとつが “静電気” です。

乾燥によるダメージや摩擦が原因で起きやすくなり、放っておくと

「髪が広がる → 引っかかる → さらにダメージ → もっと静電気」

という悪循環に。

この記事では、実際にお客様から“毎冬必ず聞かれる質問”をもとに、

今日からできる静電気対策 と、プロが本当におすすめしたいケアをまとめました。

■1:なぜ髪は静電気が起こるの?

一番多い質問がこれ。

髪の静電気は、ざっくり言うと 「乾燥 × 摩擦 × ダメージ」 が重なることで起きます。

特に冬は

・湿度が低い(乾燥しやすい)

・ニットやマフラー・コートで摩擦が多い

・外気と暖房でさらに乾燥
 という静電気が起こりやすい環境。

また、髪が傷んでキューティクルが開いていると水分保持力が落ち、

帯電しやすく、放電しにくい状態 に。

つまり、静電気は「髪の乾燥ダメージが進んでいるサイン」とも言えるのです。

■2:静電気を「抑える」だけじゃ不十分

多くの人が

「オイルを多めにつければ静電気は防げる?」

と考えますが、実はそれだけでは不十分。

✔ ベタつきの原因になる

✔ 一時的で根本解決にならない

✔ つけすぎると逆に乾燥しやすくなることも

静電気対策は “その場しのぎ” ではなく、

髪の内部の保湿力を底上げするケア が大切です。

■3:プロが本当におすすめする静電気対策

ここからは、美容室で実際にお伝えしている「効果の高い方法」をまとめます。

今日からすぐ始められるものばかりです。

① まずは「シャンプー後の保湿」を最優先に

静電気の9割は乾燥が原因。

そのため

髪内部に水分を留められるケア が必須。

特におすすめの習慣は…

・ミルクタイプの洗い流さないトリートメント

・しっとりより“保水力重視”のアイテム

・ドライ前に毛先中心につける

オイルだけでは内部まで潤いが届かないことが多いため、

まずは ミルク or クリームタイプ → 仕上げに軽くオイル の順番がベスト。

② ドライヤーのかけ方を変えるだけで静電気は激減

実際、お客様の8割が“乾かし方”で損しています。

タオルでゴシゴシ拭かない(摩擦で静電気の原因に) 乾かし残しを作らない 最後は必ず「冷風」でキューティクルを閉じる

冷風仕上げは静電気対策にかなり効果的。

ツヤも出てまとまりが良くなります。

③ マフラー・ニットとの摩擦予防

意外と盲点なのが“衣服との摩擦”。

冬場は

・ニット帽

・マフラー

・ストール + ロングヘア

これだけで静電気が起こりやすい環境が完成してしまいます。

対策はシンプル。

✔ 髪をまとめて摩擦を減らす

✔ 外出前に軽くヘアミルクをつける

✔ ナイロン系のインナーより、天然素材を選ぶ

これだけで外出中の広がりが落ち着きます。

④ くし・ブラシは「静電気防止タイプ」に変える

プラスチック製のブラシは静電気が起きやすく、

毎日の小さな摩擦がダメージにつながります。

おすすめは

・木製ブラシ

・獣毛ブラシ

・静電気防止コーム

特に獣毛ブラシは“髪に自然なツヤが出る”ので一番人気です。

⑤ サロンでの集中ケアが“根本改善”につながる

セルフケアだけで改善がゆるい場合、

髪の内部がかなり乾燥していたり、

キューティクルが傷んでいる可能性が高いです。

そんな時は、

髪質改善トリートメントや高保水系のケア が非常に効果的。

・水分保持力の底上げ

・内部補修

・保湿 × ツヤ × まとまりUP

・静電気が起きにくい髪へ

毎日のお手入れがぐっと楽になります。

■4:静電気を防ぐ暮らしのコツ(お客様に好評)

美容室でお伝えして喜ばれる “ちょっとした習慣” です。

・部屋の湿度を40〜60%に保つ

・シルクの枕カバーを使う

・朝のブラッシング前に少しだけミルクをなじませる

・シャンプー剤やシャンプーの頻度を見直す(洗いすぎ注意)

無理なく続けられて効果が出やすいものばかり。

■5:静電気は「髪が乾いて助けを求めているサイン」

静電気そのものが悪いのではなく、

髪が“潤い不足ですよ”と教えてくれているサイン。

そこに気づいてケアを変えるだけで、

冬の髪の広がりは大きく改善できます。

特に乾燥・広がり・パサつきが気になっている方ほど、

静電気対策=美髪への近道。

ゆっくり丁寧に保湿をしてあげると、

髪は必ず応えてくれます。

宇都宮 美容室 美容院 髪質改善 おすすめ